全体的に、面白かった。
次回作があるかは知らないが、続きが気になるエンディングだった。
アリスの能力はどんどん時間が経つにつれて進化しているらしい。
しかも、その能力を使うと頭痛がしたり、体力を消耗したりと制限が付いている。
限られた武器、燃料、食料、そして体力をいかにうまく使って生き延びるかという状況がリアルだった。
ただの「ゾンビ映画」でも「アクション映画」でもないのだと感じた。
映画が始まった時、オープニングは一作目に似たシーンだった為か「懐かしい」と呟く観客が居た。
しかし、そのまま続くかと思いきや、二作目の病院にたどり着き……そこにあったトラップにアリスは敗れた。
そしてトラップによって倒れたアリスは「本物」ではなく「クローン」だったという、小さな驚きへと変わる。
地上へ出れば、ゾンビの群衆が待ち受けている。
それが今回アリスが立つステージ。
アリスは、一作目では「儚げ」二作目では「妖艶」、三作目では「逞しく」なっていた。
今度のアリスはもう、逃げない。
追って、追って、追いまくる。
そして殺す。
すごいヒロインだが、それ故に魅力的だ。
最後には、クローンアリスとの邂逅を果たし、最悪の敵「タイラント(アイザックス博士)」を倒した。
ここで面白かった事は
「一つだけ、小さな問題があるの」
とコンピュータが言うシーンだった。
「タイラント=小さな問題」という図式が彼女の中にはあったのだろうが、小さな問題と言うには強すぎた。
流石はラクーンシティのハイブに居た「レッド・クイーン」の姉妹。言う事が違うなと思った。(笑
最初から最後まで、楽しめる作品だった。
でも、エンディングの曲はそのまんまで良かっただろう!?と不満が残る。
エンディングで倖田來未流されて、ガッカリした人は多かったのではないか?
とか、そこだけが不満。他は良かった。
次はボーンアルティメイタム!
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